イベントのご案内

【JICA海外協力隊の後に活躍できる仕事を知ろう!】協力隊転職フェア
~子どもたちの未来をつくるお仕事~

「JICA海外協力隊を終えた後は何しよう?」
「協力隊の経験を活かせる仕事は何があるんだろう?」

そんな皆さんへ、”JICA海外協力隊経験者の採用に関心を持つ企業や団体の生の声を聞ける”
「協力隊転職フェア」を開催します!

『どんな環境に生まれ育っても未来をつくりだす力を育める社会を目指し、
すべての10代が意欲と創造性を手にできる未来の実現』に取り組む、

認定特定非営利活動法人カタリバさんから、
災害発生時の子ども支援事業「sonaeru」のメンバー募集に関するご案内です!

協力隊転職ナビ経由で入職し活躍中の城谷様と採用を担当されている西山様に登壇いただき、
なぜ協力隊経験者を求めているのか?詳しくお話を聞かせていただきます。

✔子どもや被災地支援をキーワードに社会貢献性の高いお仕事をしたい方
✔JICA海外協力隊の経験がカタリバの業務でどのように活かせるのか知りたい方
✔帰国後の進路に悩んでいる方も

ぜひお気軽にご参加ください!

参加するとどんなメリットがあるの?

・JICA海外協力隊の採用に関心のある団体担当者の話を詳しく聞くことができます
・JICA海外協力隊経験を活かして活躍中のOBの視点で、どのように経験を活かせるのかを聞くことができます

参加団体

認定特定非営利活動法人カタリバ
https://www.katariba.or.jp/

カタリバについて

NPOカタリバは、どんな環境に生まれ育った10代も未来をつくりだす意欲と創造性を育める社会を目指し、2001年から活動している教育NPOです。

《Vision》
どんな環境に生まれ育っても、未来をつくりだす力を育める社会

《Mission》
意欲と創造性をすべての10代へ

《受賞歴》(一部抜粋)
2021年11月 G1・KIBOWソーシャルアワード 社会起業家部門
2020年1月 KAIKA Awards 2019「特別賞」
2016年12月 平成28年度 未来をつくる若者・オブ・ザ・イヤー「内閣総理大臣表彰」
2014年4月 第2回日経ソーシャルイニシアチブ大賞「東北部門賞」
2014年3月 第17回地球倫理推進賞(国内活動部門)・文部科学大臣賞
2010年9月 1092010年度 グッドデザイン賞
2009年6月 内閣府・男女共同参画「チャレンジ賞」
2008年12月 日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー2009 キャリアクリエイト部門

カタリバ全体では経済的困難・不登校・外国ルーツなどのテーマで15の事業を展開しています。
団体のホームページも是非ご覧ください↓
https://www.katariba.or.jp/

sonaeru事業について ※HPより抜粋

被災した子どもたちをすぐにサポートするために

災害時子ども支援「sonaeru」

Concept

災害によって被災者となった子どもたちは、日常を突然奪われ、心身ともに疲弊してしまいます。
また復興が進んでも、心のケアは長期的に必要であり、災害後すぐに子どもたちのサポートを行うことが重要です。
自治体・企業と事前にアライアンスを組んでおくことで、セクターを越えたスムーズな連携、迅速な子どもたちの支援ができる仕組みをつくり、災害時の子ども支援に備えていきます。

活動内容

災害時子ども支援「sonaeru」は、日本国内の災害発生時に質の高い教育支援を一刻も早く届けるため、平時から自治体・企業・NPO等の間で災害時の連携内容についてアライアンスを組んでおくことで、迅速な支援活動を行います。

全体のスキームイメージ


1.アライアンスパートナーの募集
行政パートナーと民間パートナーの募集活動を行い、支援対象を拡大していきます。行政パートナーとは、災害発生時の会議体の設置/情報共有の協力/子どもの活動場所の確保協力などについて合意をいただきアライアンスを締結。民間パートナーとは事前のご寄付/災害発生時のご寄付の確約/その他独自リソースの提供などについて協議のうえ、アライアンスを締結していきます。

パートナーとのアライアンス内容

 

2.平時からアライアンスパートナーとの連携を強化
アライアンスの締結後は災害時の具体的対応について、行政パートナーと民間パートナーそれぞれと平時から連携・協議を重ね、いざという時にスムーズに支援を行うための備えを実施していきます。

3.災害発生時の教育支援活動
災害が発生した時にはすぐに調査を行い、状況に応じた支援体制を構築。民間パートナーの支援リソースを、現地のニーズに合わせて組み合わせて、すぐに教育支援活動に取り組みます。

設立の背景

●災害時子ども支援「sonaeru」構想の背景
カタリバはこれまで東日本大震災・熊本地震・西日本豪雨災害において、現地のニーズや状況に応じて期間や支援内容を設計し、主に中高生の心のケアと居場所づくりや教育行政・高校支援に取り組んできました。
これまでの経験から、被災状況は異なっても、子どもたちに起こる課題・子どもたちを支える行政や民間の間で起こる課題には共通性があることを感じてきました。

共通性があって事前予測がたてられるということは、平時からその課題への対応方法を決めておくことで、いざという時に迅速に子どもたちの支援ができるのではないか?このような想いから災害時子ども支援「sonaeru」の構想がスタートしました。

●災害時の思春期世代への支援の必要性
平時でも心が不安定な思春期の中高生。被災経験や災害後の環境によって、様々な課題を抱えます。災害発生後、すぐにでも支援をスタートすることが重要です。

課題1.子どもの孤立化
避難場所は体育館・知人や親戚の家などで、落ち着いて過ごせる環境ではなくなります。
また家族は家や町の復旧作業で忙しく、避難先がわかれることで友だちと遊んだり、悩みを打ち明け合える相手がいない状況に置かれます。自分の気持ちを気をつかわずに吐露できる存在や安心して過ごせる場所が必要です。


課題2.学校へのアクセス遮断・学習環境の欠如
避難場所が分散し、場合によっては居住地から離れた場所で避難生活を送ることもあり、学校や学習塾への通学が困難な状況が発生します。
狭い仮設住宅や親戚の家では、落ち着いて学習できる環境がなく、避難生活が長引くほどに学習の遅れが懸念されます。
通学バスなど学習環境へのアクセス方法の整備や奨学金支援、避難所や公民館や学習塾などを開放し、学習環境を整えることが必要です。


課題3.精神面の不安定さ
家族や教員に迷惑をかけまいと我慢や無理を続け、自分のことは後回しになり、本人も知らずしらずのうちにストレスを抱え込むことも少なくありません。
どうせ何をやっても無駄だと無気力になったり、被災していない苦しみ、話せない重い被災体験など、様々な感情がだんだん表出化します。東北や熊本の被災地でも子どもたちの心の不安定さが時間がたってから顕在化しています。繊細で多感な思春期世代の災害後の心のケアがすぐにでも必要です。

 

●迅速に教育支援活動に取り組めない構造的問題の解消
上記のように、被災した中高生に対して「居場所づくり・学習環境整備・心のケア」の支援を行うことが非常に重要ですが、すぐに実行ができない構造的な課題が存在しています。

課題1.行政の広範囲かつ多様な災害対応業務による多忙さ
課題2.関係各所と発生する膨大なコミュニケーションコスト
行政は、子どもの安否・所在確認、学校再開(仮設校舎建設、校舎移転等)、学校へのアクセス確保(スクールバス検討等)、学校再開日程の検討、保護者への説明、教職員への指導など、公教育の再建業務だけでも膨大な量の業務が発生し、手一杯な状況となります。
また災害発生後に会議体を作成し、体制を決め、資金確保の手法や活動内容を協議するための関係各所の調整を開始すると、ただでさえ混乱した現地では、膨大なコミュニケーションコストが発生。結果子どもたちへの支援活動が大幅に遅れてしまいます。

平時から災害が起こった時にどのような体制・連携方法で子どもたちの支援に取り組むか、事前に自治体とアライアンスを締結しておくことで、スムーズな教育支援活動が実行できます。

 

課題3.民間とのスムーズな情報・支援活動の連携
すぐに動くことができる企業・NPOが被災した自治体と連携することが必要不可欠な一方で、緊急時にただでさえ多忙な行政側が、企業・NPOに要望すべきニーズをまとめ、自分たちでマッチングを適切に行うことは困難となります。

平時から民間パートナーを集め、事前に災害時に提供いただけるリソースについてアライアンスを組み、被災した自治体との間に入って必要なリソースをコーディネートすることで、スムーズな連携が実現できます。

 

災害発生時に思春期世代に必要な教育支援を届けること、事前に自治体と民間で協力体制を組んでおくことで迅速な支援活動に取り組むこと、そのために災害時子ども支援「sonaeru」を設立しました。

登壇者

城谷 俊太様
1995年生まれ、福岡県福岡市出身。
久留米大学を卒業後、JICA海外協力隊(2018年度3次隊、キルギス、青少年活動隊員)、任期終了後はWebフリーランスをしながら、地域の体験教育や親子の伴走支援に関わる。
2023年にカタリバへ転職し、災害時子ども支援sonaeru・アダチベースを兼務しながら業務に従事している。

西山 珠子様
1995年生まれ、大阪府吹田市出身。
立教大学を卒業後、人材ベンチャー企業に入職し介護職人材派遣業に従事する。
2023年にカタリバへ転職し、人材戦略チームに所属し採用関連業務に携わっている。

主な発表テーマ

・カタリバ全体の概要について
・sonaeru事業の紹介
、これまでの支援実績・現在の復興支援の状況について
・JICA海外協力隊経験を発揮して活躍した経験について
・募集求人および想定業務内容について

開催日時

2025年7月9日(水)19:30〜21:00 ※日本時間  

当日のスケジュール予定 ※内容は多少変更する可能性がございます

0:00–0:05 開会の挨拶
0:05–0:10 登壇者の挨拶
0:10–0:35 カタリバの概要紹介、sonaeru事業の紹介、支援実績・現在の復興支援の状況について紹介
0:35–0:40 カタリバが関わることで生まれた高校生スタッフのエピソードの紹介
0:40–0:45 JICA海外協力隊経験を活かして活躍した経験の紹介
0:45–0:55 募集案内、想定業務の案内①(能登常駐ポジション)
0:55–1:05 質疑応答
1:05–1:20 募集案内、想定業務の案内②(sonaeruと他事業の兼務ポジション)
1:20–1:28 質疑応答
1:28–1:30 閉会の挨拶

参加対象者

・帰国後の進路を検討中のJICA海外協力隊
・転職を検討中のJICA海外協力隊のOB・OG
・協力隊関係者以外の方でも参加団体の求人に関心がある方はお気軽にご参加ください

開催形式

オンライン(ZOOM)

参加費

無料

お申込みはこちらから

申込みフォーム
※登録いただいたメールアドレスへZOOMのURLをお送りします。

仕事場の様子

【sonaeru事業】
災害発生直後に子どもたちが安心して過ごせる居場所を解説し、心と生活を立て直すことに繋げることを目指します。


行政や現地団体と連携を取りながら支援ニーズの把握・必要な支援を行います。


【その他にも複数の事業を展開しています】 
カタリバ全体では、経済的困難・不登校・外国ルーツなどのテーマで15の事業を展開、複合的な子どもたちを取り巻く環境課題にアプローチしています。


本部は東京・中野にあり、その他、岩手県・福島県・島根県にも子どもたちの居場所を届けています。


本イベントはシェア大歓迎です!
ぜひ、ご友人や協力隊の同期を誘ってご参加ください。

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