転職あるある相談
英語って、できないといけないの?
皆さんこんにちは!協力隊転職ナビの三戸です。
協力隊後のキャリアを考えたときに、海外と関わる仕事に就きたいと考えている方は多いと思います。
そこで多くの方を悩ませる問題が、
「任地の言語はできるけど、英語はあまりできない」
というものです。
今日は、英語の必要性に関するお話です。
▼英語はできないといけないの?
結論からお伝えすると、
英語の使用頻度が高い仕事(以下の様な仕事)に応募するのであれば英語力は必須になります。
例:
・海外系NGO、NPO
・開発コンサルタント
・海外営業や海外駐在
・その他海外関連のプロジェクト担当など
もちろん企業や組織によって求めるレベルは異なります。
辞書を引いてメール作成できればOKという所もありますが、上記の企業側からすると基本的にはある程度出来て当然と考えている所が多いです。
▼必要な英語力の目安
海外と関わる仕事がしたい場合、英語力が必要になることは分かりましたが、一般的に求められるレベルはどのくらいなのでしょうか?
企業や団体にもよりますが、目安としては下記の数値を参考にしてみてください。
①英語をよく使う仕事に就く場合
TOEIC700点後半くらい~800点以上あると俎上にのり始めるイメージ
②英語をあまり使わない一般企業の場合
TOEIC600点以上あるとほんの少しプラスなイメージ
※点数が無くても別に良い
▼英語以外の言語はどうなの?
協力隊の方々は世界中で様々な言語を身に付けて帰国されると思います。
そこで気になるのは、「そのような英語以外の言語は転職でどう評価されるのか?」
ということだと思います。
この点については、
残念ながら「業務で使用しない言語はいくらペラペラでも特にプラスにならない」というのが答えです。
一方で、あなたが使える言語圏にて事業展開を行っている企業では、その言語力が高く評価される可能性があります。
特にマイナーな言語では、流暢に話せる人は日本中探しても協力隊経験者くらいしか見つからない場合があるため、その場合あなたの価値は高くなります。
▼入社してから英語を勉強させてほしいはNG、自ら入社前に伸ばしましょう
転職サポートをしていると、たまに「入社後は海外と関わりのある仕事で英語を伸ばしたい」や「会社の教育システムを活用して英語を使えるようにしたい」という方がいらっしゃいますが、これ、企業側へ伝えてしまうとかなりマイナスに映る可能性があるので注意してください。
誤解を恐れずに書くと、企業は売上を上げたり利益を出すために人を雇うのであり、スキルの無い人を育ててあげるために雇うのではありません。
そのため、いずれ英語が必要となる仕事に応募するのであれば、入社後に会社に育てて貰おうという姿勢ではなく、自分自身で入社前から業務で活かせる程度までスキルアップしていくという姿勢が高評価に繋がります。
▼効果的な英語力の伸ばし方
ここまで、海外と関わりのある仕事に就くのであれば英語力が必須であることをお伝えしました。
では、どのようにして勉強したら良いのでしょうか?
ここでは国内の転職で良く使われるTOEICに絞ってオススメの方法をお伝えします。
1.英語の音の変化を理解して慣れる
TOEICはリーディングよりもリスニングの方が点数が伸びやすいです。
そして英語のリスニングが難しいのは、日本語には無い様々な音の変化があることが原因です。
英語の音の変化を頭で理解したうえで、反復して聞くことで慣れていきましょう。
音の変化専用に解説している本もありますし、下記の様なサイトを参考にしても良いでしょう。
https://english-listening-center.com/blog/phonetic-change/
2.TOEICに良く出る単語、熟語を勉強する
TOEICでは頻出単語はある程度決まっているため、TOEICに出る単語や熟語を重点的に覚えてしまいましょう。それ以外のレアな単語は今は無視しても大丈夫です。
3.過去問や想定問題集を解いて苦手分野を克服する
TOEICに限らず、テストで点数を上げる有効な方法は過去問や想定問題集を多く解くことです。
今の自分のレベルも分かり、また苦手な分野の克服にも活かす事ができます。
▼おわりに
いかがでしたでしょうか?
英語が苦手な方にとってはすこし耳が痛い内容だったかもしれません。
ですが、将来的に海外と関わる仕事がしたいと思うのであれば、英語は大きな役にたちますし、そもそも希望の仕事で必要な英語力を満たさなければ夢を叶えることも難しいかもしれません。
ぜひ、協力隊の2年間を有意義に活用してこの間にスキルアップしてみてはいかがでしょうか?
協力隊転職ナビでは、上記のようなお悩みについてもご面談時に詳しくサポートをしています。
転職や帰国後のキャリアにお悩みの方はお気軽にご相談ください。